「パートナーが嘘をつく人だとわかったのに、また嘘をついていた」「虚言癖のある人って浮気もしやすいって聞いたけど本当?」——そんな疑問や不安を抱えているあなたへ。
虚言癖と浮気性はなぜか一緒に現れることが多いといわれています。その心理的な仕組みを知ることで、パートナーとの関係をどうするべきかが見えてきます。
- 虚言癖と浮気性がセットになりやすい心理的な理由
- 嘘をつき続けるパートナーの行動パターン
- 振り回されないための距離感と対処法
- 関係を続けるか判断するための具体的な基準
虚言癖と浮気性がセットになりやすい心理的な理由

虚言癖と浮気性に共通する心理的な根っこ
虚言癖と浮気性には、実は共通の心理的な根っこがあります。それは「自己肯定感の低さ」と「承認欲求の強さ」です。ありのままの自分では愛されないという不安から、外から認められることで自分の価値を確認しようとする傾向が、嘘と浮気の両方を引き起こしやすいといわれています。
嘘をついて自分を大きく見せることと、複数の相手に好意を示してもらうことで安心感を得ようとすること——この二つは、「自分には価値がある」という感覚を外部から補おうとするという点で非常に似ています。そのため、虚言癖がある人が浮気もしやすいというパターンが生じやすくなります。
- 自己肯定感が低く、外からの承認を常に求めている
- 「バレなければいい」という衝動的な思考パターン
- 罪悪感よりも自己防衛本能が優先される
- 嘘と浮気どちらも「その場の快楽・安心を優先」する傾向
また、「バレなければいい」という思考パターンも共通しています。一度嘘をついてうまくいった・浮気がバレなかったという経験が、その行動をさらに繰り返しやすくさせます。これは報酬系の強化学習として脳に定着してしまうことがあります。
虚言癖のあるパートナーが浮気をするときのパターン
虚言癖のあるパートナーが浮気をする場合、特有の行動パターンが見られることがあります。まず、バレそうになるとすぐに「そんなことしていない」「あなたの思い込みだ」と強く否定します。虚言癖がある分、この否定が非常に上手で、こちらが「自分の感覚がおかしいのかも」と自己不信に陥ることもあります。
また、浮気を隠すための嘘が積み重なるうちに、日常的な会話でも矛盾が生じやすくなります。「以前と言っていることが違う」「アリバイが不自然」という感覚が増えてきたときは、全体的な言動を注意深く観察することが大切です。
虚言癖と浮気性を見分けるためのサインと行動観察
虚言癖と浮気性が重なっているパートナーを見分けるためには、日常的な言動の変化に注目することが重要です。話の細部が変わる・連絡が取れない時間帯が増える・スマホを過剰に隠す・不自然に機嫌がよくなる期間がある——こういった複合的なサインが重なってきたときは要注意です。
| サイン | 詳細 |
|---|---|
| 話の食い違い | 同じ出来事について話すたびに細部が変わる |
| スマホの扱い | 通知を隠す・スマホを肌身離さず持つ |
| 連絡の不自然さ | 特定の時間帯に連絡が取れない・急に返信が遅くなる |
| 感情の波 | 根拠のない嫉妬・不自然に優しい時期と冷たい時期の繰り返し |
| 言い訳の上手さ | 指摘するとすぐに反論・被害者ポジションを取る |
ただし、これらのサインだけで断言することはできません。冷静に複数のサインを総合的に判断し、感情的にならずに事実を積み重ねることが重要です。
虚言癖のある人が「浮気ではない」と主張し続ける理由
虚言癖のある人が浮気をしても「していない」と言い張り続けるのは、単に嘘をついているというよりも、強い防衛本能が働いているためです。認めることで生じる不利益(関係の破綻・自己像の崩壊)を避けるために、嘘を重ねる行動が自動的に出てしまいます。
また、虚言癖のある人は「証拠がなければ認めなくていい」という思考パターンを持っていることが多く、証拠を出さないと認めないというケースが多々あります。このような相手と話し合う場合は、感情的な追及よりも具体的な事実を静かに提示することが効果的です。
虚言癖と浮気が重なったときに感じる心理的ダメージ
虚言癖と浮気が重なったとき、被害を受ける側には特に深刻な心理的ダメージが生じます。「信じていたのに裏切られた」という喪失感だけでなく、「自分の判断力がおかしかったのかも」という自己不信も起きやすいです。
これは決してあなたのせいではありません。虚言癖のある人は嘘をつくことに長けており、見抜くことが難しいのが普通です。自分を責めるのではなく、状況を客観的に整理することが回復への第一歩になります。
虚言癖と浮気性のあるパートナーへの対処法と関係の見極め方

感情的にならずに冷静に対処するための方法
虚言癖と浮気が疑われるパートナーへの対処で最も重要なのは、「感情的に追い詰めないこと」です。感情的に怒鳴ったり問い詰めたりすると、相手はさらに嘘を重ねるか、逆ギレして被害者を演じる可能性が高くなります。
まずは気になる点を記録しておくことから始めましょう。日時・状況・言った内容などをメモに残しておくことで、後から冷静に整理することができます。感情ではなく事実に基づいた対話が、最もダメージを受けにくいアプローチです。
- 気になることは感情をおさえながら記録に残す
- 一人で抱え込まず信頼できる友人や専門家に相談する
- 「証拠を集める」よりも「自分がどうしたいか」を優先する
- 自分の心の健康を最優先に判断する
関係を続けるか判断するための具体的な基準
虚言癖と浮気性のあるパートナーとの関係を続けるかどうかは、非常に難しい判断です。最も重要な基準は「相手が問題を認め、変わろうとしているかどうか」です。
問題を認め、カウンセリングに行くなどの行動を取る意思があるなら、二人で専門家のサポートを受けながら関係を改善する可能性があります。しかし、嘘を繰り返すたびに謝って同じことをするというパターンが続くなら、その関係を続けることで自分が消耗し続けることになります。
- 相手が問題を認め変わろうとしている(続ける可能性あり)
- 専門家のカウンセリングを受ける意思がある
- 謝っても同じパターンを繰り返す
- 嘘を指摘されると逆ギレ・被害者演技をする
- あなたの感覚を「おかしい」と否定し続ける
別れを決意したときの自分の守り方
虚言癖と浮気性のあるパートナーと別れることを決めた場合、別れ方にも注意が必要です。感情的な別れ話は、相手が嘘や泣き落とし・脅しなどを使って引き留めようとするリスクがあります。
できるだけ冷静に、「自分の気持ちは決まっている」という姿勢を崩さないことが大切です。必要に応じて信頼できる第三者(友人・家族・専門家)に立ち会ってもらうことも有効です。
別れた後も、相手から連絡が来たときに流されないよう、自分の決断をきちんと言語化しておくことが大切です。また、感情の整理のためにカウンセラーや信頼できる人に話を聞いてもらうことも回復に役立ちます。
自分の傷を癒やすためのセルフケア
虚言癖と浮気性のあるパートナーとの関係を経験した後は、自分の心に深い傷が残ることがあります。「なぜ気づかなかったのか」「自分のどこが悪かったのか」と自分を責めてしまうことも多いですが、繰り返しますが、これはあなたのせいではありません。
回復のためには、まず「自分が傷ついていることを認める」ことから始めましょう。信頼していた人に裏切られることは、誰でも深いダメージを受けます。その痛みを否定せず、自分自身を優しくケアすることが回復への道です。
- 信頼できる友人や家族に気持ちを話す
- カウンセリングで感情の整理を助けてもらう
- 自分が好きなことや得意なことに時間を使う
- 焦らず、回復に時間がかかることを受け入れる
虚言癖についての詳しい情報は、厚生労働省こころの健康相談統一ダイヤルの公式情報も参考にしてください。
まとめ:虚言癖と浮気性を知り自分の心を守ろう
虚言癖と浮気性がセットになりやすい背景には、低い自己肯定感・承認欲求の強さ・「バレなければいい」という思考パターンという共通の心理的根っこがあります。
パートナーへの対処は、感情的な追及よりも冷静な事実の整理が重要です。関係を続けるかどうかは「相手が変わろうとしているか」を基準に判断し、自分の心の健康を最優先に考えましょう。
虚言癖のある相手との関係で傷ついたとしても、それはあなたの判断力の問題ではありません。自分を責めず、しっかりと自分の心をケアしながら前に進んでいきましょう。
