虚言癖を理解する本は、身近な人の嘘に困っているのか、自分の言動を振り返りたいのか、心理学として学びたいのかで選び方が変わります。迷ったら、目的に合う目次と、説明の根拠をたどれる参考文献があるかを先に確認しましょう。
この記事では、出版社や学会などで実在を確認できる5冊を取り上げ、選ぶ際の判断材料と読み方を整理します。書籍紹介は公開された書誌・内容紹介・目次をもとにしており、全巻の精読レビューや治療効果の評価ではありません。本は理解を助ける資料ですが、読むだけで虚言癖が治るとは約束できません。
- 悩みの目的から候補を絞るための比較軸
- 実在する5冊の書誌と扱うテーマの違い
- 事例・研究・著者の提案を区別する読み方
- 読書を相談や事実確認につなげるメモの作り方
虚言癖を理解する本の選び方

読む目的を一つに絞る
本を探す前に、読み終えたあとで答えたい疑問を一文にしてみてください。「家族が話を変えるとき、何を確認すればよいか」「自分が話を大きくしてしまう場面を整理したい」「嘘の研究にはどんな方法があるのか」などです。同じ虚言癖に関する書籍でも、この三つでは必要な章が違います。
身近な人との関係で困っているなら、対人場面の説明や具体的な事例がある本を候補にできます。ただし、相手の病名を決めるために読むのではなく、自分の困りごとを言葉にするために使うとよいでしょう。たとえば、相手の動機を断定するより、「約束の日時が毎回変わり、予定を立てられない」と説明できることが大切です。
自分の嘘が気になる場合は、善悪の断定だけで進む本より、状況や判断の過程を考えられる本が読みやすいかもしれません。最初から原因を一つに決めず、どの場面の何が分からないのかを整理します。研究に興味がある人は、参考文献や研究方法の説明を優先し、専門用語の量を試し読みで確かめましょう。
日常の嘘全般を扱う本と、病的な虚言を中心に扱う本も分けて考えます。前者には社交辞令や対人配慮、実験課題の説明が含まれることがあり、それがすべて、生活に支障をもたらす嘘の説明になるとは限りません。用語に迷う場合は、虚言癖の意味と通常の嘘との違いを先に確認しておくと、疑問を絞りやすくなります。
| 読みたい目的 | 先に見る箇所 | 本だけで決めないこと |
|---|---|---|
| 身近な人への理解 | 対人場面・事例・対応の目次 | 相手の診断や本当の動機 |
| 自分の言動の振り返り | 状況・判断・嘘の機能の説明 | 原因の確定や治療方針 |
| 心理学・研究の入門 | 研究方法・引用文献・用語の説明 | 研究結果が全員に当てはまるか |
| 著者の考えを知る | 序文・立場・主張の根拠 | その見方が医学の共通見解か |
目的が二つあるときも、最初の一冊では優先順位を決めます。「まず困っている場面を整理し、研究は次に読む」と順番をつければ、難しい本を買って途中で止まることを避けやすくなります。読み切ることより、必要な疑問に答えが見つかることを目標にしましょう。
身近な嘘を考える本の候補
自分のついた嘘を真実だと思い込む人
片田珠美著、朝日新聞出版、2015年刊。ISBNは9784022736338です。朝日新聞出版の公式紹介では、嘘を真実だと思い込む人の精神構造と、被害を受けないための防衛法を扱う本として紹介されています。
身近な人の言葉に振り回され、考え方の手がかりがほしい場合に検討できる候補です。一方、タイトルだけを見て「この人は自分の嘘を本当に信じている」と判断する使い方は避けましょう。相手が何を認識しているかは、読者からは確認できないことがあります。
試し読みでは、困っている関係に近い場面があるか、著者の説明と自分の観察した事実を区別できるかを見ます。自分の状況に重なる言葉が見つかっても、説明をそのまま人物評価に移さず、「理解のための一つの見方」として保留できる読み方が向いています。ここで紹介したのは出版社の説明するテーマであり、本の防衛法があなたの場面で有効だと確認したものではありません。
平気でうそをつく人たち
M・スコット・ペック著、森英明訳、草思社。ここで確認した単行本は1996年刊、ISBNは9784794207418です。副題は「虚偽と邪悪の心理学」。草思社の公式紹介は、自己正当化のために嘘をつき周囲を傷つける人や、個人から集団に至る人間の悪を扱う本として示しています。
この本は、嘘に対する著者の見方を知りたい場合の候補になります。ただし、「邪悪」という強い評価を含む題名から、虚言癖のある人すべてを同じ枠に入れないことが大切です。道徳的な評価、臨床的な理解、個々の行為で生じた被害は、それぞれ別に検討できます。
読んで相手への怒りが増すときは、読み進める目的を見直してよいでしょう。自分の困りごとを整理したいのに人物を断罪する言葉ばかりが残るなら、研究入門や対人関係の資料へ切り替える選択もあります。これは作品の価値を一律に決める話ではなく、現在の自分に合う読み方を選ぶための判断です。文庫など別の版を探す場合は、単行本のISBNと混同しないようにしてください。
嘘の心理や研究を学ぶ三冊
あなたはこうしてウソをつく
阿部修士著、岩波書店、2021年刊、ISBNは9784000297004です。岩波書店の公式ページには、嘘が生じる状況や人、嘘をつくときの脳などの目次があり、引用文献リストも公開されています。
心理学や神経科学から嘘を考える入口を探す人にとって、目次と出典の両方を確認しやすい候補です。自分の関心に近い章を見つけ、その章がどんな疑問を扱うかを試し読みで確かめてから選べます。参考文献の一覧があることは、解説の元になった研究へ戻るための手がかりになります。
ただし、脳の説明があることと、特定の人の嘘の原因が分かることは別です。たとえば、ある研究課題での行動を説明する知見を、家族の発言の真偽判定に使えるとは限りません。この本を選ぶなら、身近な人の診断より「嘘をどんな問いとして研究しているのか」を知る目的に置くと、期待とのずれを小さくできます。
嘘の心理学
村井潤一郎編著、ナカニシヤ出版、2013年刊、ISBNは9784779507663です。日本パーソナリティ心理学会の書籍紹介には、嘘の機能、見破る側と見破られる側、パーソナリティ、発達、司法などの目次が掲載されています。
一人の著者の見方に絞るより、複数の領域から嘘を捉えたい人の候補です。自分の疑問が「なぜ嘘をつくか」だけなのか、「嘘を見抜こうとする側の判断」も含むのかで、読む章を選べます。家族との関係が気になる場合でも、心理学上の問いを広く見たい人に向いた探し方になります。
目次に関心のある言葉があるだけで、具体的な対処法が必ず載っているとは判断しないでください。理論や研究の説明を期待して選ぶのか、今すぐ使う会話例を期待して選ぶのかを、試し読みで確かめましょう。章ごとに扱う領域が違う本では、ある章の説明を別の章の結論としてまとめてしまわないことも読み方のポイントです。
嘘とだましの心理学
箱田裕司・仁平義明編、有斐閣、2006年刊。公式ページに掲載されたISBNは4641173206です。副題は「戦略的なだましからあたたかい嘘まで」。有斐閣の公式目次では、医療・司法・発達・人格と病理・脳などの分野が確認できます。
嘘を対人関係だけに限定せず、社会の場面や異なる研究分野へ広げて学びたい人の候補です。空想虚言症などを扱う章もありますが、全体は嘘とだましを広く扱う概説書なので、虚言癖への対応だけを短く知りたい人は、必要な章と説明の難しさを先に確認しましょう。
刊行年が古い本は、考え方の基礎を知る資料として読む一方、診断分類や研究の現状を現在のままと受け取らないようにします。新版・改訂版の有無や、引用する研究の年を確認し、必要に応じて新しい資料と照合してください。上の三冊はいずれも、虚言癖を自分で診断するためのチェックシートとして挙げているものではありません。
購入前に書誌と目次を照合する

候補を一冊に絞る段階では、書名だけでなく、著者・編者・訳者、出版社、ISBN、刊行年や版を確認します。似た題名の別の本、単行本と文庫、改訂前と改訂後を取り違えると、紹介された目次やページ数が手元の本と合わなくなることがあります。
ISBNは版や媒体を区別する手がかりです。紙の本の番号を控えたまま電子版を探すと、別の識別番号や商品情報が表示されることもあります。検索結果が違って見えたら、書名・著者・発行元・版の表示を並べて照合しましょう。ここで挙げた番号は各候補で確認した版のもので、ほかの版にも共通する番号ではありません。
著者の肩書は、説明する分野との関係を見る材料です。ただし、医師や研究者による本であることだけで、すべての主張が研究で確かめられたと判断することはできません。著者、監修者、編者では本への関わり方も違います。経歴を確認するときは、その情報が刊行当時のものか現在のものかにも注意しましょう。
- 書名と著者・訳者が探している本と一致する
- 出版社とISBNで版・媒体を照合できる
- 知りたい疑問に対応する章が目次にある
- 試し読みで専門用語と文章量が負担にならない
- 参考文献・注・更新情報を確認できる

目次を見るときは、興味のある単語に印をつけるだけでなく、「この章で何を判断できそうか」と問いを添えます。「嘘を見破る」という見出しなら、確実な判定法を期待するのか、見破ることの難しさを学ぶのかを区別してください。序文や紹介文と合わせれば、期待していた答えが本の目的と合うか判断しやすくなります。
参考文献は、数の多さだけで評価しません。気になる主張からどの文献につながるか、研究の対象や時期を確認できるかを見ます。本文に出典番号がなくても、章末の注や巻末に説明がある場合があります。試し読みで確認できない点は「ない」と断定せず、手元の本で確認する項目として残してください。
図書館や試し読みで無理なく選ぶ
最初から複数冊を買う必要はありません。出版社の試し読みで文章との相性を見て、図書館の蔵書検索で所蔵や貸出条件を確認する方法があります。検索は書名に加えて著者やISBNを使うと、同名の本や別の版を区別しやすくなります。貸出中や別館所蔵なら、予約や取り寄せができるかを、その図書館の案内で確かめましょう。
相談カウンターでは、「虚言癖の本」だけでなく、「日常の嘘の理由を心理学から知りたい」「家族への対応を考えるための一般向けの資料を探したい」のように目的を伝えると、必要な分野を共有しやすくなります。医学的な自己診断を頼むのではなく、資料の探し方を相談する場として利用します。
国立国会図書館のレファレンス協同データベースには、虚言癖や嘘の理由についての資料を求めた相談に、一般的な嘘を多角的に扱う本を案内した事例があります。図書館の資料案内事例も探し方の参考になります。ただし、紹介された本が虚言癖に限定されないことと、資料紹介が治療法の推奨ではないことを区別してください。
買う場合の価格や在庫、電子版の有無は、利用する書店や出版社で改めて確認します。公式ページに書籍情報が残っていても、すぐ購入できるとは限りません。読みたい章の有無と、自分の読みやすい媒体が確認できてから選べば、古い紹介記事の価格や在庫に合わせて判断せずに済みます。
虚言癖の本と心理解説の読み方

事例と研究と解釈を分ける
心理解説を読むときは、同じページに書かれていても、事例の紹介、研究結果、著者の解釈、読者への提案を分けます。文章が分かりやすく、一つの筋道で説明されているほど、この境界が見えにくくなることがあります。
事例は、特定の状況を具体的に理解する助けになります。ただし、相談者から伝えられた内容なのか、著者が直接関わった事例なのか、説明のための仮想例なのかで、確認できる事実の範囲が違います。本に何件の事例があるかだけで、虚言癖のある人全体の割合や、原因の多さを判断しないようにしましょう。
研究結果が紹介されていたら、まず「誰を対象に、何を調べたか」を見ます。学生が実験中に行った選択と、家族間で何年も続く嘘では、問いも状況も違います。研究の結果が役立つかどうかは、実験や調査の対象と自分の疑問の間に、どこまで共通点があるかを確かめて考えます。研究用語の正確な検討は、病的虚言に関する論文の比較と研究の限界で補えます。
著者の解釈は、事実をどのように意味づけるかという説明です。参考になる見方でも、別の解釈の可能性を残せます。「こうした背景が考えられる」という説明を「この人の原因はこれだ」に変えないことが大切です。さらに、対処法の提案は、その行動によって改善が確認されたかどうかを別に調べる必要があります。
| 文章の種類 | 読むときの確認 | そこから直ちに言えないこと |
|---|---|---|
| 個別の事例 | 情報源、状況、直接確認した範囲 | 他の人も同じ原因・経過である |
| 研究結果 | 対象者、方法、調べた指標 | 身近な人の診断が確定する |
| 著者の解釈 | 何を根拠に説明しているか | 医学・心理学の共通見解である |
| 対応や読書の提案 | 目的、条件、効果の確認方法 | 実践すれば必ず治る |
この表は本の良し悪しを即断するためではなく、読み終えた内容をどこまで使えるか整理するためのものです。出典を確かめられない説明は、役立ちそうでも未確認の見方として扱い、重要な判断の唯一の根拠にしないようにします。
題名やしぐさから決めつけない
強い題名は本の主題を短く伝えますが、題名がそのまま個人を判定する基準になるわけではありません。「嘘つき」「自己愛」「邪悪」などの言葉が自分の経験にぴったり感じられても、実際に確認した行動と、そこから想像した性格を分けて読みましょう。
たとえば、「相手が目をそらした」という観察と、「相手は嘘を隠している」という解釈は別です。しぐさを扱う解説を読んだときは、どの条件でどの程度役に立つと説明されているかを見ます。日本パーソナリティ心理学会の『嘘の心理学』紹介も、嘘の手がかりの有効性や、嘘発見の難しさを扱っています。見抜くという言葉だけで、確実に判定できる技術を期待しないほうがよいでしょう。
本の説明を身近な人に当てはめる前に、反対の情報も確認します。特定の場面だけで話が変わるのか、聞き手が違っても同じことが起きるのか、記憶違いとして訂正されたことがあるかなどです。確認できない部分はそのまま保留し、相手の本心を推測で埋めないようにします。
本を渡して「あなたはこのタイプだから認めて」と迫る使い方も避けましょう。読み方や説明への納得を相手に強制しても、事実の確認にはなりません。共有するなら、相手が読むことを望むかを確かめ、「この説明をどう思うか」と意見として話す方法があります。相手が読まないことも、それだけで嘘や病気の証拠にはなりません。
読書メモを相談の材料にする

読書メモは、覚えた知識を並べるより、次に何を確認するかが分かる形にすると使いやすくなります。おすすめするのは、「本に書かれた内容」「自分が直接確認したこと」「まだ分からないこと」の三つを分ける方法です。これは治療の課題ではなく、情報の混同を避けるための整理です。
本の内容をメモするときは、書名・版・ページを添え、引用する言葉と自分の要約を区別します。電子版でページが固定されない場合は、章名や位置情報を控えられます。個人で読み返すためのメモにし、長い本文や書影をSNSに転載して説明することは避けてください。
自分の経験は、観察した行動をできるだけ具体的に書きます。「いつも嘘をつく」ではなく、「先週は約束の時刻を二通り聞き、どちらが正しいか確認できなかった」のような書き方です。そこに「都合の悪いことを隠したのかもしれない」と考えたなら、事実の欄に混ぜず、推測として別に置きます。
| 分ける項目 | メモの例 |
|---|---|
| 本の説明 | 第○章では、嘘が生じる状況を説明している。対象や根拠を確認する |
| 自分が確認したこと | 同じ予定について二つの時刻を聞いた。どちらが正しいかは未確認 |
| 分からないこと | 言い間違いか、予定変更か、意図的な説明かは判断できない |
| 次に確かめること | 予定表など、双方が確認できる情報で日時を確かめる |
上の例は、整理方法を示すための仮想例です。本の事例や運営者の体験を紹介しているものではありません。相談に持っていく場合も、相手の診断名を埋める必要はなく、困っている出来事と、それが仕事や生活へどう影響したかを伝えられる形で十分です。
自分の嘘が気になる場合には、誰とどんな場面で話したか、あとから何が事実と違うと気づいたか、何に困っているかをまとめられます。理由が分からない段階で「承認欲求が原因」などと書き込まず、読書で浮かんだ仮説として相談できます。すべての会話を記録する必要はありませんし、振り返りがつらくなるなら中断してかまいません。
家族や同僚についてのメモは、必要な範囲にとどめ、共有先を慎重に選びます。相談のために書いた内容を、人物を評価する資料として職場やSNSに広く配ることは避けてください。本で得た見方と私生活の情報を重ねるほど、事実以上の印象を作ってしまいやすいからです。
本で治るという期待を見直す

読む前に、本に何を期待しているかも確認します。「知識を増やす」「自分の困りごとを説明できるようになる」「専門家に質問したいことを整理する」は、読書の目標として設定できます。一方、「一冊で嘘をなくす」「相手の本心を確定する」「この本に合う人は同じ治療で治る」という期待は、書籍紹介だけでは支えられません。
効果をうたう説明に出会ったら、何が変わったとされているかを見ます。気持ちが楽になったという感想、読者アンケート、個別の経過、比較を行った研究では、確かめられる範囲が異なります。仮にある方法に研究があっても、その対象者・支援の内容・評価した期間が、自分の状況に合うかは別の確認です。「読めば治る」という宣伝から、あなたへの治療効果を導くことはできません。
読んで納得できたことと、生活の困りごとが改善したことも分けましょう。説明が腑に落ちても、金銭や約束、人間関係の問題が続いているなら、読書を続けるだけで解決を待たないことが大切です。読了してからでなければ相談できない、知識が足りないと相談してはいけない、と考える必要はありません。
眠れない、日常の作業が難しいなど、強い苦痛や生活への支障が続く場合には、医療機関などの専門家への相談を検討してください。米国国立精神衛生研究所の心の健康についての案内も、睡眠や日常活動などに関わる強い症状を相談の目安に挙げています。これは虚言癖を診断する基準や、必ず一定期間待つというルールではありません。
受診すべきか迷うときには、地域の公的な相談窓口を利用する方法もあります。厚生労働省のこころの相談窓口の案内では、保健所や精神保健福祉センターなどを紹介しています。本を読み終えなくても、何に困っているかを伝えるところから相談できます。専門家を探す際の準備は、虚言癖のカウンセリングの選び方も参考になります。
虚言癖の本は目的と根拠で選ぶ
虚言癖を理解する本の選び方で大切なのは、題名の強さや評判より、知りたい疑問と本の目的が合うことです。身近な嘘への理解、一般的な嘘の心理、研究の入門、著者の見方のどれを優先するか決め、目次と試し読みで説明の範囲を確かめましょう。
今回挙げた本は、扱うテーマや刊行年が異なります。対人場面を考える候補として『自分のついた嘘を真実だと思い込む人』、著者の立場を知る候補として『平気でうそをつく人たち』、研究の入口として『あなたはこうしてウソをつく』『嘘の心理学』『嘘とだましの心理学』を検討できます。順位をつけて全員に同じ一冊を勧めるものではありません。
選んだあとは、事例・研究・解釈・提案を区別して読みます。身近な人の診断に当てはめるより、事実と未確認のことを分け、質問や相談の材料を一つ持ち帰る読み方が役立ちます。まずは気になる一冊の公式目次を開き、自分の疑問に答える章があるかを確かめるところから始めてください。
